どうしてもレンチを延長して使いたいなら・・・KOTO エクステレンチを使うのが安心です!

レンチ・スパナ

無理はできないけど無理はしたい

お店では日々、お客様が色んな作業シチュエーションを想定して様々な工具を揃えていただいていますが、それでも想定外に固いボルトを緩めないといけなかったり、想定外に奥まったボルトを回さないといけなかったり・・・といった「想定外」に出くわしたという方も大勢いらっしゃると思います。

こんなときによく聞くのが「レンチにパイプを差して伸ばしてから使う」というもの。

確かにこれでボルトが回ればラッキーではありますが、本来のレンチをパイプなどを使い無理矢理伸ばして使うというのはレンチの操作感を損ねたり破損のリスクを抱えたりすることにもなります。工具屋としてはオススメできないやり方です。

しかし既製品のレンチ類ではどうにでも届かないし、力がかからないし・・・というジレンマを抱えた貴方へご紹介できるアイテムが実は存在するのです。それがこちら、「KOTO エクステレンチ」シリーズです!

画像は400mmモデル。

理想を実現する設計

「KOTO エクステレンチ」をメガネレンチ、コンビネーションレンチに画像のようにエクステレンチの溝にかけて接続し延長させます。

レンチをかける溝にはある程度ゆとりがあるが二つの支点で挟み込むことで回転方向に対して安定感がでる。
メガネが当たる部分はラウンドしておりこちらもレンチを安定して固定するためのデザインになっている。
超ロングメガネレンチをエクステレンチで延長した状態

エクステレンチが優秀なのは、いわゆるパイプを使った延長のようにレンチをただ差し込んで延長するよりも力をかける方向に安定し作業中に急に外れる心配が少ないことと、使用後は簡単に外すことができる点です。

エクステレンチによって延長して奥まったボルトにアクセスする、ボルトに対してより力をかける(=より楽に力をかけられる)、収納する時は分解してコンパクトにすることを可能にします。

エクステレンチ本体もクロムバナジウム鋼を使っているので鉄パイプよりも丈夫というところも専用工具らしさがあり、より力をかけたいという要望に叶う作りとなっています。

現在、エクステレンチシリーズには標準となる全長400mmモデルに加えロングモデル(全長580mm)ショートモデル(全長245mm)の設定があります。

手前からショートモデル、標準モデル、ロングモデル

ボルトへのアクセスや必要なパワーに対して適切な長さを選びやすくなっています。ファクトリーギアでは現在各モデルを在庫していますのでぜひ実物を見比べて選ぶことでより快適な作業に近づけます。


使用上の注意点

ただし再度お伝えすることとして、レンチを延長すること自体がレンチの破損を招きやすいのでご注意いただきたいのと、エクステレンチを使う場合も安定して接続・固定できる推奨サイズがメーカーより案内されているのでできる限り順守してください。

シンプルな見た目ですがエクステレンチから伝わるわずかな工具の負荷に合わせて手加減をして、本当に力を思いっきりかける場合は自己責任で、これらを忘れずに宜しくお願いいたします。

※メーカー推奨工具サイズ※

・メガネレンチ:12mm以上

・スパナレンチ:12mm以上

その他工具:柄部の長さが100mm以上の物


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