現場でよく聞くのは、こんな一言です。
『風が弱い』『見た目がカッコよくない』『機能性が足りない』
真夏に使うファン付きエアクールウェアは、多くのメーカーからも出しており、珍しいものではありません。
ただ、実際に使ってみると「機能」か「見た目」のどちらかを我慢しているケースが多いのも事実です。
ファクトリーギアの商品開発チームは、その両方を諦めずに開発を進めてきました。
ここでは、商品に対する想いや背景をお伝えいたします。
リアルな声に耳を傾けた結果、「涼しいだけ」では足りなかった。
これまで出してきたファン付きエアクールウェアには、どこかで割り切りが必要でした。
風量を優先すれば耐久性が犠牲になり、軽さを取れば破れやすくなる。
膨らみすぎて作業の邪魔になることや、見た目に違和感が出てしまうことも少なくありませんでした。従来品を実際に使ってみると、「どこかを我慢している」という感覚が残る製品が多かったのも事実です。
現場で工具を扱う以上、衣類の耐久性は前提条件になりますし、わずかな破れやほつれがストレスにつながります。加えて、ジッパーや金属パーツのわずかな露出でも、車両や製品に触れれば傷の原因になりかねません。
こうした声は、実際に従来品をご使用いただいたお客様からも多く寄せられてきました。
つまり現場が求めていたのは、
涼しさだけではなく、安全性や実用性まで含めて“ちゃんと使えること”でした。
工具屋が本気で考えるエアクールウェアとは?

このベストは発想の起点が異なります。
「どう涼しくするか」ではなく、
「現場でストレスなく使えるか」から設計されています。
そのため、
・工具を入れても破れにくく、動きやすい素材の生地
・運転時に邪魔にならないファンの位置設定
・作業中の安全性や、周囲の安全に気を使ったパーツの配置
必要な最低限の膨らみで、見た目もスマートなデザイン
といった、“現場で本当に必要な部分”にしっかり手が入っています。
あえてやらなかったこと

今回、あえて「とにかく膨らませる設計」は採用していません。
空気を入れれば涼しくなるのは事実です。
しかし膨らみすぎると、
・見た目が不自然になる
・工具や周囲に引っかかる
・作業姿勢に影響が出る
といった問題が発生します。
そこで本製品は、必要最低限の膨らみで空気を循環させる設計としました。
さらに、
重い工具は脇下ポケットに配置し、重心を下げる
上半身の空間を確保し、空気の流れを維持する
というバランス設計により、収納力と冷却性能を両立しています。
着た瞬間にわかる「風の圧」

スイッチを入れた瞬間に感じるのは、“量”ではなく“圧”です。
35Vの風は、ただ強いだけではありません。
空気が押し込まれ、しっかりと流れていく感覚があります。
背中から首元へ抜ける風が、確実に熱を逃がします。
さらに、
・しっかりした生地でありながら動きやすい
・膨らみすぎない自然なシルエット
・スムーズに動くYKKファスナー
といった要素が重なり、着用時のストレスを大きく軽減しています。
車に向き合う現場にこそ、選んでほしい一着です。

今回、自動車整備・メンテナンスなどのオートモーティブ業界をターゲットに商品を開発してきました。
・サイドファン構造により、潜り作業時の干渉を回避
・脇ポケット内部に強化ナイロンを採用し、工具収納時の破れを防止
・前面のジッパーや金属パーツの露出を抑え、車両や製品への接触リスクを低減
といった設計を取り入れています。
その結果、オートモーティブの現場において、非常に高い適合性を持った一着に仕上がりました。
さらに、自動車関係の現場だけではなく、
・遮熱(UPF50+/紫外線98%以上カット)
・撥水/速乾
・静電防止機能
・フルハーネス対応
・ヘルメット着用時を考慮したフードのサイズ感
といった機能を備えることで、高所作業や建設現場、電気・設備工事、屋外作業全般にも対応しています。「特定の現場に特化しながらも、結果として幅広い現場で使える」そんなバランスに仕上がっています。

開発メンバーからのメッセージ
当社はファン付きベストの取り扱い3年目となりますが、 今回のモデルはその集大成として、 現場の声を徹底的に反映した自信作です。
「とにかく風量が欲しい」 「破れにくく長く使いたい」 「作業中のストレスを減らしたい」
そういったニーズに対して、確実に応えられる製品に仕上がっています。
さらに、作業時だけでなく、男女問わず日常でも着用できるデザイン性も兼ね備えており、 これまでにない新しい価値を提供できる一着です。
ぜひ一度、その違いを体感してみてください!
