みなさんは「WD-40」というケミカルブランドをご存知でしょうか。
アメリカ発祥のブランドで、1950年代に宇宙ロケット開発で使われる部品の防錆、潤滑の研究によって生み出された潤滑剤を契機に様々な潤滑剤やクリーナー等を発売されています。
既に日本でも設備系、土木系のお仕事をされているユーザーに評価され愛用されているブランドでもありますが、数多ある潤滑剤でWD-40ブランドがどんなに凄いのか、代表的なアイテムをこちらにご紹介します!
2000通りの活躍!超浸透性防錆剤MUP400ML WD-007
WD-40の看板と言える潤滑剤、マルチユーズプロダクトです。
金属の潤滑はもちろん、防腐機能、さらにWD-40の代名詞である「水置換能力」の高さによって付着した水分や汚れなどを取り除く力を持っています。
水置換と書くと難しいイメージをもたれるかもしれませんが、要は金属と付着している水分の隙間に入り込んで皮膜を形成することで汚れを落とし、またその後も汚れが付きにくくなるのです。
水(雨など)が仕事道具や部品にかかりやすい屋外の作業でこの能力が発揮されるとあって、設備系のユーザーを中心に人気が高く、口コミで他業種の方々にも広まっているアイテムです。
その他にもお風呂場での水垢落し、取り除きの面倒なガムを剥がすなど、様々な使い方ができる潤滑剤として、「2000通りの使い方ができる」とメーカーが謳うほど万能なのでWD-40ブランドのケミカルで迷ったらまずマルチユーズプロダクトを選んでみてください。
ベタつかないシリコン潤滑剤 WD-303
こちらは同じ潤滑剤でもプラスチック、ゴム、ビニール素材に対してより潤滑機能や湿気からの保護能力を発揮するシリコン潤滑剤です。
ベタつきが少ないのも特徴です。
白く目立つ、ホワイトリチウムグリス WD-300
このモデルの特徴として、同じWD-40の潤滑剤の中でも粘度があります。スプレータイプで吹き付けられるので、チェーンやプーリー、スプロケットなど普段はグリスポンプを使う作業よりお手軽にグリスアップできます。
また溶剤が白色なので吹き付けた場所が分かりやすく、色が見えなくなると効果が切れているというのが一目瞭然で、再度メンテナンスする時期を知らせてくれるのも良いポイントです。
泡の定着力 ディグリーサー 泡タイプ WD-302
ここからは汚れ落し用クリーナーのご紹介です。
こちらのディグリーサーは油、スス、泥などの汚れを落とし、水性なので金属だけでなく樹脂部品など使用できるので、範囲が広いクリーナーです。
また泡状に吹き付けるタイプなので、液状タイプのスプレーと比べて液垂れしにくくなっており、頑固な汚れに対してしっかり落としてくれたり、垂直面の汚れを落とす際にも効果的です。
繊細な電子機器に コンタクトクリーナー 速乾性 WD-304
最後にご紹介するコンタクトクリーナーは「速乾性」が特徴で、溶剤が残らないことを利用してバッテリーやコンセント、リモコン、イヤホンなど、電子機器など液体の付着がシビアな部品に用いると効果的です。
電子機器の基盤を傷めずに汚れを落とせるので接点復活に用いることもできます。