スタビレーのトルクレンチで何よりも大きな特徴が「トルク設定を戻さなくていい」という点です。
一般的なトルクレンチはコイルバネ式で、使用時にはダイヤルを回してバネを圧縮してトルク設定を行います。この時バネには負荷がかかっていて、この負荷の大きさ(トルク)を利用して締め付けを行っています。
使用しない時にはこの圧縮を戻さないと負荷がかかり続けることでバネを劣化させることに繋がり、その結果トルクレンチが正常に使えなくなってしまう要因になります。
しかし、スタビレーのトルクレンチはコイルバネの代わりになんと板バネを採用しております!
板バネ式は、設定している時はバネには負荷が掛かっておらず、測る瞬間にだけ負荷がかかる仕組みなので使用後に設定トルクを最小値に戻す必要がありません。
測る瞬間だけ負荷がかかるということはバネへの負担も少なく、長期間の仕様でも精度が保たれるという効果もあります。
毎日使用される方にとってはトルクを元に戻す手間が無くなるのはとてもメリットがあるのではないでしょうか!