油圧配管の連なった部分を小さく切ったスパナでなんとか回して作業していましたが、この工具さえあればどんだけ楽だったことが。
配管工事に最適な工具の一つです。

トネとの大きな違いはヒンジ根本の110度オフセットの有無と六角の15度オフセットの有無。スピンナーハンドル繋いでフレアナットレンチの代用として使いたい場合はオフセットのあるこちらの方が持ちやすい。その代わりスパナのように裏返して送り角を稼ぐことが出来ないので一長一短。
オフセット付きは段差の凹んだ場所等、ナット周囲の構造物が通常のクローフットレンチでは3/8sq差し込み穴部分に干渉してしまうような部位にアクセス可能なので個人的にはこちらの方が使い勝手が良いと思う。
ただし、2面幅が大きいものになってくると強度を持たせるためか、レンチ部の外径等全体的にかなり大柄になるので外寸に注意が必要。（かえって普通のクローフットレンチの方がコンパクト、なんてことも）